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最新のオンライン広告・デジタルマーケティング情報
少し更新間隔が空いてしまいましたが、今回は先週のデジタルマーケティング関連の話題をいくつかとりあげてみたいと思います。
InstagramがUSのアバクロンビー&フィッチ、ケイト・スペードなど20のブランド向けにショッピング機能のテスト提供を開始しました。この機能は次の2つのような特徴を持っています。
現段階では最低限の機能にとどまっており、どこまで商品のプロモーションとして力を発揮するかは少し疑問ですが、ファッションやトレンドに敏感な女性ユーザが多いInstagramで、写真の中のアイテムの詳細がわかり、それを簡単に購入できるということは一定のメリットはあるでしょう。
現在はUSのiOSユーザ限定での展開ですが、今後グローバルに展開される予定です。
StatCounterによると、日本はもちろん、USもモバイルへのシフトがすすんでいますが、初めてワールドワイドでモバイルからのインターネット利用率がデスクトップからのインターネット利用率を上回った模様です。一方で日本やUSはモバイルへの動きが鈍化し始めており、もう直ぐバランスがいいポイントに到達すると考えられます。今後はモバイル、デスクトップでの購買ステップに合わせたマーケティング施策が今まで以上に重要になっていくでしょう。
昨年からGoogleはショッピング広告のYoutubeへの掲載を開始しました。最初はTrueView for shoppingとして、広告主の自社ビデオの再生時にダイナミックにショッピング広告を表示することからはじめ、その後自社ビデオ以外でも関連性が高いビデオの再生時には表示される様になっていました。それに加えて、通常のGoogleでの検索時に表示されるようなカルーセル型のショッピング広告の提供をテストとして始めた模様です。Google画像検索でも同じようにカルーセル型のショッピング広告が表示されるように正式ローンチされていますが、今後はGoogleの各サービス毎にカルーセル型のショッピング広告が表示されるようになっていく可能性があります。それにより、ますますショッピング広告の重要性が高くなっていくでしょう。