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Google, Facebookといったパブリッシャーは、マーケッターの味方?それとも敵?それとも両方?

2016年上半期が過ぎようとしていますが、グローバルで展開するエージェンシーのシニア・エグゼグティブの口から次のようなことが出ることが多くなってきました。GoogleやFacebookといった巨大なデジタル・パブリッシャーは本当に広告主やエージェンシーの利益を考えているのかということです。

 

パブリッシャーは自社のために、プラットフォームを最適化しており、広告主やエージェンシーの利益は考えていないという考えは新しいものではありません。私自身も、弊社スタッフとよくこの点について議論しますし、クライアントと食事を取る際にも、しばしば議題にあがります。新しい考えではないこの意見が注目を集めています。それは、この意見を、ある人物が自身のエージェンシーもビジネスで活用する世界で一番強力な2つのパブリッシャーに対して、公に疑問を呈したからです。

WPPのメディア・エージェンシーであるMaxusのCEO、Lindsay Pattison氏は、エージェンシーのビジネスモデルやグローバルな広告主の利益にとって脅威になることを指摘し、GoogleやFacebookに寄り添いすぎているグローバルなメディア・エージェンシーに警鐘を鳴らしています。Pattison氏は次のように述べています。「Googleはとても素晴らしく、とてもスマートなビジネスです。しかしながら、一意のIDでGoogleの広告経済圏の中だけで運用している場合、Googleはプラットフォームとして、データ所有者として全てのデータを収集しています。そしてそれを元に広告のベースとして販売しています。実際の所、収集したデータを広告のベースとして販売しているということは、Googleはだれのために最適化を行うでしょうか?クライアントのためでしょうか?それともGoogle自身のためでしょうか」

なんと!Pattison氏の豪胆さに敬服すると言わざるを得ないでしょう。


本当に?Pattison氏が豪胆なのでしょうか?それとも単に職責を果たしただけなのでしょうか?
デジタルマーケティングのエコシステムは、パブリッシャー、広告主、エージェンシー、ツールベンダー、消費者、リセラー、マーケッターなど数多くのプレイヤーやコンポーネントから成り立っています。このエコシステムがデジタル広告において価値とROIをもたらすことができるのは、これらのコンポーネントが組み合わさって日々ともに動いているからです。それぞれのコンポーネントがどのように運用すべきか、そして将来の運用の形について価値ある意見や主張を持っているのです。

Google, Facebookといったパブリッシャーは、マーケッターの味方?それとも敵?それとも両方?
読者の皆さんも気になりますか?このことについて話あっているでしょうか?気にしているでしょうか?
このパブリッシャーが味方か敵かという点は、非常に大きなトピックで、1人のマーケッターや1つのディスカッション、更にたとえGoogleやFacebookの担当者とのディスカッションでさえも、変化をもたらすことは難しいということは事実です。
しかしながら、スティーブ・ジョブスが1976年にApple Iを世に問うた時に、全ての人がコンピュータをその手にもつということを想像出来たでしょうか?40年後、アップルが世界で時価総額最大の企業になることをだれが想像出来たでしょうか?

全ての疑問が大企業を生み出すわけではもちろんありません。全ての疑問が革命をもたらすわけでもありません。しかし、疑問を問わなかったら、その疑問がどのような結果をもたらすかを知ることはありません。
Pattison氏に最大級の賛辞を送りたいと思います。我々の多くが公に述べたかったことを表明してくれたからです。
現状に疑問を持ちましょう。厳しい質問をしましょう。デジタルエコシステムの一員としての責務です。やってみましょう。そして何が起こるかに注目しましょう。

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