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Apple ITP導入とその影響

サード・パーティのCookieを使った広告の配信や計測に影響が出る、昨日公開されたiOS11および間もなく公開されるmacOS high SierraからSafariに搭載されるIntelligent Tracking Prevention(ITP)についてその影響も含め、取り上げます。

Intelligent Tracking Prevention(ITP)とは?

今年6月のAppleの開発者向けカンファレンスWWDC2017で発表された機能です。
(参考:Techcrunch, Webkit Blog

ITPは、プライバシー保護の観点から、Safariに搭載された機能で機械学習を使ってクロスサイトのトラッカーを特定し、トラッキングデータを削除するというものです。
機械学習により、クロスサイトトラッキングとされたドメインのCookieは、付与から24時間でクロスドメインのCookieとしては無効になります。

つまりリターゲティングやトラッキングでリダイレクト(多くのトラッキングベンダーやリターゲティングソリューションで提供されている、ドメインを横断する場合)を使っていると、Safariでのアクセスの場合、クリックから24時間以上経過するとリターゲティングやトラッキングが正しく行われなくなります。

 

デスクトップ(Mac)に限った話だけではなく、モバイルデバイス(iPhone, iPad)においても同様です。下記にあるように、iOS11ではデフォルトで「サイト越えトラッキングを防ぐ」がONになっており、このITPがデフォルトで有効になっています。

 

ios_itp-1.jpegITPの影響

ITPにより、リダイレクトを利用している場合、次のことが起こりえます。

 

  • デスクトップ/モバイルSafariでのトラッキングがCookie付与から24時間に限定されるため、計測されるコンバージョン数が減少する
  • リターゲティングの場合は、パフォーマンスが低下する

 

つまりリダイレクト使用時には、Safariでのトラッキングが24時間以内しか有効でないため、それ以上の期間のものが計測できなくなるということになります。

 

よくある質問

ITPが影響するかどうかはどうやって確認すれば?

広告のURLがリダイレクトか否かを確認してください。
検索連動広告の場合は、トラッキングテンプレート(トラッキングURL)のドメインとランディングページのドメインが同じかどうかを確認してください。同じ場合は、影響はありません。異なる場合は、リダイレクトURLを発行しているベンダーに連絡し、影響度を確認してください。

 

影響がある場合、どの程度影響があるかはどのように計測すれば?

モバイルからのアクセスの頻度やコンバージョンまでの期間の長さ、特にiOS11への移行度などを統合的に考慮する必要があります。またお使いの各トラッキングベンダーに影響度をご確認ください。

 

Marin Searchを使っている場合、どうしたら?

Marin Searchでは様々なトラッキングベンダーとデータを統合することが可能です。どの程度影響が出るかは各トラッキングベンダーにご確認ください。

またMarinのトラッキングソリューションである、Marinトラッカーをお使いの場合でリダイレクト版をお使いの場合は、Javascript版に変更していただくことで、ITPの影響を受けることなく、24時間経過後も従来どおりコンバージョンをトラッキングすることが可能です
すでにJavascript版をご利用の場合は、ITPの影響は一切受けません。問題なくトラッキングしていただけます。

 

その他、疑問点等ございましたら、担当アカウントチームまでご連絡ください。

 

 Post Tags: Marin Search Search

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